小1の1学期算数“再重要単元”「いくつといくつ」をマスターする秘訣は、ゲームにあり!~夏休みに遊びながら算数好きになるコツを伝授~

パパママ、育児お疲れ様です!
おうちでの声かけ働きかけを通して、お子さんにしれっと算数のコツを掴んでもらっちゃおうシリーズ第15弾。

今回は、絶対にマスターしておきたい小1の1学期計算分野の単元について、おうちで楽しく復習練習しちゃう方法をお届けします!
特に夏休みは学校がない分時間にも余裕があると思うので、ぴったりです!
2学期になる前にぜひ試してみてくださいね!

小1の1学期に抑えておきたい計算はコレ!

まず、小学校1年生1学期特にマスターしておきたい単元は何かというと……

……

……

……これ!!

いくつ と いくつ

です!
これがスムーズであれば、同じく1学期で習う

(1ケタの数)+(1ケタの数)=(10までの数)のたしざん

(10までの数)-(1ケタの数)=(1ケタの数)のひきざん

も楽になります。
この3つは密接に関わっているので、「いくつといくつ」を練習すれば「たし算」「ひき算」の計算も練習したようなもんです!

そして、この「いくつといくつ」で扱う10までの数の合成・分解は、2学期の

くりあがりのあるたしざん

くりさがりのあるひきざん

へとつながっていきます。
正確に答えられるだけでなく、ある程度スピーディーに求められるように慣れておきたいところです。

はやさも重視!
パパママ

じゃあ「いくつといくつ」の問題ページをたくさんさせなくちゃ!

と思った素直なパパさんママさん!!

まってまって

ストーーップ!!

お子さん、問題集やプリントは宿題でお腹いっぱいでは??
ここは、いっちょ算数ゲームで楽しくしれっと「いくつといくつ」の正答率と速さを高めていきましょう!

ゲームといっても、大掛かりな準備は必要なく、お出かけの移動中やお風呂タイム、寝る前などのちょっとした時間でできるものばかり。夏休みは特に旅行をはじめお出かけの機会も多いと思うので、移動や待ち時間の隙間タイムに遊んでみてください!

数の合成に強くなるゲーム『ベンジャミン・バイタミン』

というわけで、まずお勧めしたいのが『ベンジャミン・バイタミン』ゲーム。
意味を考えてはいけません。これは語呂優先で導き出した我が家の掛け声で、実際は何でも良いのです。が、ひとまずここではベンジャミンとバイタミンで説明させてください。

ルールはこちら↓

①まずお互いに1~5の数から1つを選んで頭に思い浮かべ、片方の手でその数を作るイメージをしておきます。

②どちらかが「ベンジャミン」と発したら、もう片方が「バイタミン」と応えます。

③「ベンジャミン」「バイタミン」のリズムのまま、ベンジャミン側が自分の出したい数をじゃんけんの要領でコールしながら提示します。

④続けてバイタミン側も数をコールしながら指を出します。

⑤お互いの指を合わせた本数を素早くコールした方の勝ち

②から④は一定のリズムを保ちますが、⑤はできるだけ早くシャウトする必要があります。

はじめのうちはパパママがバイタミン側を選んでリズムを調整すると良いでしょう。先に自分の手を出しておいた方が数をあわせることに集中できるので、その点でもはじめはお子さんがベンジャミン側をするのがオススメです。

どうぞ剣豪同士の決闘な勢いでコールしてくださいね(笑)

キッズ

ベンジャミ~~~ン!!

パパママ

バイタミ~~~ン!!

キッズ

3!

パパママ

4!

キッズ

……(考え中)

パパママ

……(考え中)……なn

キッズ

7!

パパママ

あ~~~!!(負けたっ)

キッズ

っしゃー!!(勝った~♪)

何回もするうちに、どんどん速くなるのが感じられると思いますよ。
慣れてきたら、パパママだけ両手にする→2人とも両手にするといった具合にレベルUPもでき、2学期の予習にもなっちゃいます!

ちなみに、本当は手を出す前にたし算しておけちゃうバイタミン側の方が有利です。お子さんが「これってさ~(後攻の方がいいよね?)」と言い始めて実際勝てるようだったら、もうその頃には『いくつといくつ』を完全マスターしていることでしょう!

数の分解に強くなるゲーム『ひだりていくつ』

先ほどのゲームはたし算の雰囲気がありましたが、お次はひき算な雰囲気のゲームを紹介します!
「ベンジャミン・バイタミン」のようなスピード勝負だといまいち難しいというお子さんには、じっくり考えられるこちらの方がいいかもしれません。
やり方は以下のとおり↓

①まず、飴やどんぐり・コインなど、小さめでいくつかあるものを用意します。大きさ的にガムがおすすめ。(たまに包み紙がとれちゃうのですがそれでもよければ)

こんなタイプのやつをお持ちでしたら!

②お子さんと一緒にそれがいくつあるか数えます

③いちど両手の中にすべて隠してもち、隠したままいくつかを左手、いくつかを右手に持ちます

④「ひだりていーくつ!」と言いながら、右手のみオープンします。

パパママ

(レストランでお料理を待っているあいだ)あ、ママのかばんの中で何かゴロゴロしてると思ったらガムがちらばってた(笑)

キッズ

ガム~?

パパママ

そう、ママが眠いときいつも食べてるやつ。いーち、にーい、さーん……(言いながら順にとり出す。)

キッズ

しーい、ごーお、ろーく……

パパママ

これで全部かな!6個!

キッズ

6個もこぼした!(笑)

パパママ

こぼしちゃった(笑)
あ、じゃあさ、クイズね。

キッズ

クイズ!

パパママ

ふっふっふ……(両手にガムを持ちながらセット)

パパママ

ほい!ひだりていーくつだ!

これで、向かい合った相手の左は自分からみて右にある話もできます!
キッズ

2!

パパママ

それは右手~!ママの左手……つまり、こっちね。こっちにはいくつ入っているでしょう!

キッズ

ちょっとまって!さっき6個あったんだから……

パパママ

いいね~

キッズ

4!

パパママ

わお!はやかったね!(左手をあけて)そのとおり~!!

「じゃあ、今度は○○ちゃんがクイズ出してよ!」などと言って交互にすると、盛り上がって何度かラリーできると思います。「はやーい!」「すごーい!」などの声をかけて、どんどん自信をつけてあげてくださいね!

瞬時に数の合成をするゲーム『いっせーの(5本指version)』

これはたぶん……「指スマ」と言ってしまえば、ルールは説明不要かもしれませんね!

いっせーのーせのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
なんと、いらすとやさんのイラストにも用意されているという(笑)

一応説明しておくと……

①じゃんけんなどで「はじめの人」を決め、全員両手をグーにして親指を上に向けた状態でスタンバイ。

②「はじめの人」は、「いっせーの」と掛け声をかけ、その後すぐに数をコールする。(例えばコールしたい数が3だったら、「いっせーのーさーん!」ぐらいのテンポ感。)

③「はじめの人」も他の人も全員、「いっせーの」の掛け声が聞こえたら、その後の数のコールにあわせて自分の親指をあげる。この時、あげるのは右手だけでも左手だけでも両手でも、はたまた両方あげなくてもよい。

④その場にあがった親指の総数がコールした数と合っていれば、コールした人は片方の手をおろす(その後はその手は使わない)

⑤左まわりにコールする人を交替していき、いちばん早く両手をおろせた人が勝ち。

きっとおうちの方は、子どもの頃にやったことがあるんじゃないかと思うのですが、思い出せましたか?
呼び名は地域によっていろいろなようですが、『SMAP×SMAP』というTV番組で紹介されてからは、「指スマ」という掛け声がいちばん有名かもしれませんね。

親指を立てて遊ぶのが一般的かと思いますが、これを5本の指を使ってすれば、数の合成に慣れつつ遊べる!というわけです。

キッズ

いっせーの8!

パパママ

いっせーの4!

キッズ

いっせーの7!

キッズ

やったー!

掛け声は「指スマ」でも「いっせーの」でもなんでもOK!
使うのはお互い右手だけで、左手で当てた回数をカウントし、5ポイント先取した方が勝ち。などといったルールにして遊んでみてください!

このゲーム、数をコールした瞬間に指の数をカウントしなければならないので、かなり鍛えられます。

紙の上から飛び出して、楽しげに!

いかがだったでしょうか。
計算に苦手意識がある子は特に、紙の上で鉛筆を走らせるのに後ろ向きだったりするので、
このような算数ゲームで実際に数えながら楽しく「いくつといくつ」が習得できるといいですね。

どうぞ「勉強」という雰囲気ではなく、親子で一緒に遊ぶイメージで算数に触れてみてください!

math channelでは、低学年から算数を苦手にならないために、算数ゲームはもちろん、1つ1つのワークで「実際に体験を通して算数を楽しく学ぶ」ことを意識しています。特に、毎週のキッズ算数教室では、お友達と一緒に算数を楽しく取り組むことで、算数が好きになった!という声もあります。

1mってどれくらいかを体感中!

キッズ算数教室(小学1~2年生対象)
小学1~2年生を対象に数量・計算・単位・図形・論理のテーマをもとに、ブロックやアナログゲーム、パズルなど実際の「もの」をたくさん使って、手を動かしたり、視覚的に理解したりすることで、 「身の回りとの算数とのつながり」 「概念理解」 「あそびと創意工夫の力」が身に付くことを目指すクラスです。

気になる方はぜひこちらをチェックくださいね!

それでは、今回はここまで。

また次回をお楽しみに!

お読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

考えぬく力を育てる 教えてくれない算数パズル塾Pazoo 主宰。 学年や教科書内容に囚われず、算数の感覚がつかめる問題や試行錯誤を楽しむ問題を作成し、『難しい問題はラッキー』を合言葉に教室を運営している。 その他、「生きる力を育む」をコンセプトにした塾や地域の子育て支援などを通して、日々子どもと戯れている人。 math channelではコンテンツ制作に関与し、算数パズルやクイズのネタを探っている。 早稲田大学商学部卒。中3、小6&小3の子どもを育てる3児の母(photo by 大江香子)