ずーさんずーさんの『だったら算数ナゾトキ！』のページへようこそ！
この記事は、
小学生のみんなに楽しく算数にふれてほしい算数ナゾトキ★クリエイターのずーさんが、
①何かよい自学（自主学習）の算数ネタってないかな？？
②もうちょっとゲームっぽく取り組める算数の問題ないの？？
③ちょっとだけ、かるーく、予習できたらいいな！
の声にお応えして、
ずーさんだったらコレ！算数ナゾトキ！
を、出題&解説しましょう！
そして、さらに！
今お読みいただいているパパママ、もしくは小学生のみんなとナゾトキを作成しちゃいましょう！というものです♪
小数をさらっとおさらい！
今回のナゾトキで扱う単元は「小数」です。
小数とは何であるか、さらっと復習しておきましょう！
小数は、たとえば、
・3㎏より重たいけど4㎏もない重さ
や
・8点より良かったけど9点はあげられないかなあ。という時の点数
など、
整数だけでは表せない半端な数を表す時に使うものです。
小数点「．」を用いて、3より大きくて4より小さい数を「3.3」とか「3.8」などと表現します。
ここで問題。
では、3.3と3.8ではどちらが大きい数でしょう？？
正解は、3.8。
数直線で表すと次のようになります。
小数点のすぐ右は、「小数第一位」（※）といって、1を10こに分けたうちの1つ分の大きさを表します。「千の位」「百の位」「十の位」「一の位」などと同じ仲間ですよ。※10分の1の位ともいいます。
ここでまたまた問題。
3より大きくて4より小さい数で、3と4のちょうど真ん中の大きさの数は、どのように表現したらいいでしょう？
・
・
・
答えは3.5
3と4の真ん中ということは、３と、あと1の半分だけあるということなので、10こに分けたうちの5こを表すために小数点の右側は「５」にしたらOKです。
そして、3よりちょっとだけ大きい数は3.1や3.2、4よりちょっとだけ小さい数が3.8や3.9となります。
小数のこと、つかめましたか？？
それでは、問題です！
では、問題に挑戦してみましょう！
↓注意（ちゅうい）！この下にヒントがあります↓
ヒント1
さあ、小数はわかっててもかけ算なんて習ってなーい！という文句が4年生あたりから聞こえてきそうですが……（笑）
かけ算の意味と小数の意味がわかっていれば大丈夫！考えてみましょう。
2×3は2が3個、4×8は4が8個と考えれば、
「は」×0.7は「は」が0.7個ということです。
0.7個って、なんでしょう？
0.7は0より大きくて1より小さい数ですね。その中でも、0.2や0.3といった数より1に近い数です。1より少し小さい数とも言えます。
↓次のヒント↓
ヒント2
ところで「け」って、ちょっと「は」に似てると思いませんか？
↓次のヒント↓
ヒント3
「は」という文字を書こうとして、1文字まるまる書かずに途中でやめてしまうと……？
（この先に解答があります）
…
…
…
解答
答えは「わかめ」です！
どうでしょう、できましたか？
解説
この問題は、「は」×0.7の意味がわかれば、あとはそんなに難しくありません！
そこで、まずは「は」×2を考えてみましょう。
「は」×2は「は」が2個という意味ですから、「はは」になります。
「は」×3なら「ははは」ですね。
ならば、「は」×0.7は「は」が1つに満たない、つまり、一部が欠けている状態を示していたのです。
よくみると、「は」は20個の■で書かれていますね。
ということは「は」の0.1にあたるのは■20を10にわけた、■2個。
よって、0.7にあたるのは■14個です。
■14個まででできる字は……そう、「け」ですね。
こんな調子で、「ね」×0.8、「が」×0.9、「ぬ」×0.8を考えてみれば答えがわかります！
「ね」×0.8→「わ」
「が」×0.9→「か」
「ぬ」×0.8→「め」
なので、「わかめ」でした！
いかがでしたでしょうか。
今回は「小数」に関する算数ナゾトキを出題しました。
まずは、小数が半端な数をあらわすこと、小数によって1より小さい数もあらわせること
体感してくれたら嬉しいです。
整数×小数のイメージもつかんでくれたらなお良し！
後編では、いよいよこれと似た謎解きを作っていきますよ！
それでは、また後編の記事でお会いしましょう！
お読みいただき、
（文責：河野梓）
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