math channelにてコンテンツ開発を担当している「算数ゲームクリエイター」ことよしだしんや(通称:しんやくん)です!
ご家庭で簡単に実践できて、楽しく算数のチカラを身に着けられるmath channel流の算数ゲームを紹介している本シリーズ。前回は「数あてゲーム」をご紹介しました!
第7弾の今回は、「九九かるた」のご紹介です!
どんなゲーム?
「九九かるた」は、場に散りばめられた九九カードを探してとるカルタです!
どの九九カードをとるかは毎回出していく数字カードで決まり、読み手が不要でみんながプレイヤーとして遊べます。ランダムに指定される九九を思い出しながらカードを探すことで、九九を流れではなくピンポイントで覚えるための練習になります。
じゅんび
用意するもの
kukupon! (くくぽん)←math channelオリジナル九九カードゲーム
※下のURLからお求めいただけます。
ゲーム準備
①数字カードと九九カードにわける。
②それぞれカードをシャッフルする。
あそびかた
※下のイラスト図解と合わせてご覧ください↓
① 九九カードを場に並べる
九九カードをオモテにして場に広げます。数字カードはシャッフルし、すべてのカードを全員にウラのままで配ります。
② 数字カードを場に出す
数字カードは束にして持ちます。「くくぽん!」の合図とともに、一番上のカードをオモテにして場に出します。
③ 九九カードを探して取る
場に出た数字を使って九九を考えます。その九九が書いてある九九カードを探して取ります。( 取れるカードがない場合もあり )
④ 多い人の勝ち
手持ちの数字カードがなくなるまで②と③をくり返します。一番多くの九九カードを獲得した人の勝利です。
イラスト図解はこちら↓
活用方法・学びのポイント
九九の反復練習に!
九九(かけ算)は、その意味の理解に加えてしっかりと覚えることが大切です。覚えるには反復練習が必要になりますが、このゲームではかるたのルールを通して楽しく練習することができます。
ランダムに覚えるきっかけに!
九九を「にいちがに、ににんがし…」のように流れで覚えていると、「2×8は?」のようにピンポイントで思い出すのに時間がかかる場合があります。このゲームでは、ランダムに九九を覚える練習ができるようになっています。
同じ答えの九九に注目しよう!
お子さまがカルタに慣れてきたら「九九カードのカラフルさ(式の多さ)にも注目して探してみよう!」と声かけをしてみてください。約数の感覚を養うことにつながります。
個人戦でタイムアタック!
今回は2〜4人の遊び方を紹介しましたが、1人でも遊べます。数字カードを1人で同時に2枚出し、それに対応する九九カードを取ってください。タイムアタック形式でやるのが面白いでしょう。
実際にキッズ算数教室でやってみた様子
math channelの小1、小2対象の習い事型クラス「キッズ算数教室」にて、「九九かるた」をやってみました!
- 九九を覚える前は、数字の式を見て探すことができそう!
- 数字ごとに色が分かれているから、色でも判断できて、視覚的に九九を覚えられそう!
- 何回もやることで、だんだん取るのが早くなっていく!
- 答えを読み上げて、式を答えられたら1枚取れるというアレンジルールも!
- 3人以上だと取る枚数が増えて、さらに盛り上がる!
という発言が出たり、様子が見られたりしました!
先生たちとも一緒にやって大いに盛り上がりました。
ぜひ、ご家族でも楽しんでいただけるかと思います!
次回の算数ゲーム紹介もお楽しみに!
(文責:よしだしんや)
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「九九かるた」動画でも解説しています
算数ゲームクリエイターのしんやくんが、math channelマガジン編集長横山明日希先生と一緒に動画でも「九九かるた」を解説しています。
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