紙を折るだけでもできる!?「図形」をテーマにした算数の自由研究4選。夏休みの自由研究に!

夏休みに取り組むものといえば自由研究。
テーマ選びに苦戦することも多い自由研究ですが、今年の夏は算数を切り口にしてみませんか?

この記事では「算数をテーマにした自由研究」について、特に図形分野に絞ってご紹介していきます。小学生向けにまとめますが、中学生や高校生が調べても面白い題材もあります!

算数の自由研究ってなにをするの?

自由研究といえば理科のイメージが強いという方も多いはずです。ですが、もちろん理科以外の分野でもOKなわけで、社会や国語、そして算数で自由研究をしてもよいのです

今回紹介する算数の図形をテーマにした自由研究は、以下のような切り口です。

  1. 折り紙を折ってできた平面の形について調べる自由研究
  2. 折り紙を折ってできた立体の形について調べる自由研究
  3. 積み木を使ってできる立体の形について調べる自由研究

もちろん上記に該当しない算数の自由研究もあります。
そう、実は「算数」と一言でいっても色々な話題が扱えるのです。

おすすめの算数の自由研究4選

上で紹介した3つのテーマについて、それぞれもう少し詳しく紹介していきます。

①紙を折るだけでできる不思議な研究

図形の自由研究例として一番シンプルな研究で以下のようなものがあります。

・折り紙を折ってできる形に注目してみよう
・折り紙で折った形を塗ったり切ったりしてみよう
・折り紙を折りたい形を目指して追って見よう

折り紙で何か形を作らなくても、折ってできる折り目や形に注目するだけで算数の自由研究につながります。

一度も開かずに折り続けて開いた模様は、交互に2色で塗り分けることができる」
という性質もあるので、こういった性質をもとにオリジナルのテーマが作れるかもしれません。

詳細な理由まで踏み込もうとすると大変ですが、こういう題材を自分なりに掘り下げてみることはとても大切です。
それだけでなく、切ったり並べてみることでできる研究もあるはずです。

普段何気なく使っている折り紙も、立派な自由研究の題材になるわけです!

②折り紙を折って立体を作って色々調べる研究

続いて、立体図形に関する自由研究の例です。

・立体図形の設計図を書いてみよう
・立体図形の特徴を調べてみよう
・作りやすい立体図形を調べてみよう

折りたい形の設計図を書いてみることも1つの自由研究になります。
(平面のときにもできる自由研究でもあります)

また、作品を作っていくなかで作りやすい図形とそうでない図形などが見えてきたら、その図形の特徴を調べてみることで新しい発見もあるかもしれません。

学年に応じて「大きさ(広さ)」「長さ」「角度」「面積」「体積」などを使って調べていくのも、より深い考察ができるはずです。

③積み木を使ってできる自由研究

最後に、もともとある立体図形を利用して考える自由研究です。
たとえば積み木などは、身近でご家庭によっては沢山置いてあるケースもあるので、題材として使いやすいかもしれません。

・ある向きから同じ形に見える積み木の数を調べてみよう
・10個の積み木で作れる形の種類を調べてみよう
・積み木を使った図形の問題を作ってみよう

積み木をただ並べなおしていくなかで、自由研究のテーマが見えてくるかもしれません。
並べた形に注目したり、並べる個数に注目したりなど、色々な視点で考えて、面白そうなテーマを決めて研究してみましょう。

遊びながら調べることもできる題材ですので、ゲームやパズル好きな子にとってはとてもよい題材になることでしょう。

親として、自由研究とどう向き合えばよい?

この質問はよく聞かれる質問ですが、一概に一言で言いきれないむずかしさがあります。
親子の関係やそのテーマの難易度によって親がどう手伝うかは変わってきます。
ただ、親がどう手伝うかよりも、「子どもが自由研究を通してなにを感じたか」という視点を持つことが大切です。

子どもが自由研究を通してなにを感じたか、という視点を持つことが大切

自由研究を通して子供が「自ら進んで調べる楽しさ」に気づけることや「1つのお題で最後までやりきった」という達成感が重要です。
子供の発想ややることを誘導するのではなく、一緒にアイデアを出すというスタンスも必要になってくることでしょう。

ぜひ、この夏の自由研究は算数をテーマに取り組んでみることをぜひ、提案してみてください!

YouTube動画でも自由研究や工作を紹介!

先ほど紹介したテーマはYouTube動画でも紹介しています!

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