math channelにてコンテンツ開発を担当している「算数ゲームクリエイター」ことよしだしんや(通称:しんやくん)です!
ご家庭で簡単に実践できて、楽しく算数のチカラを身に着けられるmath channel流の算数ゲームを紹介している本シリーズ。前回は「式ミッケ!」をご紹介しました!
第10弾の今回は、「ドキドキ時計占い」のご紹介です!
どんなゲーム?
「ドキドキ時計占い」は、「分」が書かれているカードをめくって時計盤を完成させる占いゲームです!
例えば「15分」のカードをめくったら、時計盤シートの「3時」の場所に置きます。そしてまたカードをめくり……のように繰り返していきます。次々と時計盤が完成してきますが、なんとカードの中には「爆弾カード」が混ざっています。爆弾カードが3枚出るまでに、果たして時計盤は完成するのでしょうか。ハラハラドキドキしながら、「何分」の場所が覚えられる占いゲームです。
じゅんび
用意するもの
何分カード(36枚)
爆弾カード(3枚)
時計盤 (文字盤) シート(1枚)
ゲーム準備
①何分カードと爆弾カードを混ぜてシャッフルする
②時計盤シートの各欄にカードを3枚ずつ置く(裏向き)
※何分カードと爆弾カード、時計盤シートは下のURLからダウンロード&印刷してご使用ください。
(A4の用紙に印刷してください。)
あそびかた
※下のイラスト図解と合わせてご覧ください↓
① 中心のカードをめくる
時計盤シートの中心にあるカードを1枚めくる。
② 正しい場所に置く
カードに書かれている「何分」と対応する場所に、そのカードを表向きにして置く。爆弾カードの場合は時計盤シートの中に置く。
③ その場所の一番「下」のカードを引く
そのカードを置いた場所にある山札の中で、一番下にあるカードを1枚引く。一方、爆弾カードの場合は、時計盤シートの中心にある山札の中から、一番下にあるカードを1枚引く。
④ 完成したら勝ち
②と③をくり返し、3枚目の爆弾カードを引く前に時計盤シートの空欄がすべて埋まったら勝利です。各欄の一番上にあるカード以外は、裏のままでも構いません。
イラスト図解はこちら↓
活用方法・学びのポイント
「分」を読む練習に!
一般的なアナログ時計の文字盤には、何時を表す数字しか書かれていません。何「分」を把握するには、例えば「3」を見ながら15分と読むといった、子どもにとっては高度な思考が求められます。
ランダムに練習できる!
「何分カード」は、バラバラの順番で手もとにやってきます。そのため、ランダムに反復するきっかけとなり、効果的な練習ができます。また、最初は「爆弾カード」なしでやってみましょう。
5ずつ数えてみよう!
お子さまがカードを置く場所が分からなくなったときは、「1時のところから5、10、15、…と数えてみよう!」と声をかけて、一緒に目盛りを数えてあげてください。
2人で対戦してみよう!
「カードをめくる→正しい位置に置く」の操作をペアで交互にくり返します。3枚目のバクダンカードをめくった方が負けになります。その前に時計が完成したら引き分けとしましょう。
実際にキッズ算数教室でやってみた様子
math channelの小1、小2対象の習い事型クラス「キッズ算数教室」にて、ドキドキ時計占いをやってみました!
- ルールがシンプルなので、わかりやすい!
- 爆弾が出るかも?!というドキドキ感がすごい!
- クリアできた皆さんも!
- 〇分の場所は頭の中でわかっていても、意外と間違えてしまうことも。何回もやることで間違いなく理解する練習になる!
という発言が出たり、様子が見られたりしました!
先生たちとも一緒にやって大いに盛り上がりました。
ぜひ、ご家族でも楽しんでいただけるかと思います!
次回の算数ゲーム紹介もお楽しみに!
(文責:よしだしんや)
算数ゲームで遊べる「キッズ算数教室」開講中
math channelの教室では、このような算数ゲームなど、実際の「もの」を使って体験的に算数を学べる「キッズ算数教室」を開講しています。
詳細はこちらから↓
■バックナンバーはこちら