時計を読む練習が楽しくなる!/math channel流 おうちで遊びながら学べる「算数ゲーム」第10弾!『ドキドキ時計占い』

math channelにてコンテンツ開発を担当している「算数ゲームクリエイター」ことよしだしんや(通称:しんやくん)です!

ご家庭で簡単に実践できて、楽しく算数のチカラを身に着けられるmath channel流の算数ゲームを紹介している本シリーズ。前回は「式ミッケ!」をご紹介しました!

第10弾の今回は、ドキドキ時計占いのご紹介です!

ドキドキ時計占い
 対象年齢 :6歳~
 プレイ時間:5分程度
 プレイ人数:1人

ドキドキ時計占い

どんなゲーム?

「ドキドキ時計占い」は、「分」が書かれているカードをめくって時計盤を完成させる占いゲームです!

例えば「15分」のカードをめくったら、時計盤シートの「3時」の場所に置きます。そしてまたカードをめくり……のように繰り返していきます。次々と時計盤が完成してきますが、なんとカードの中には「爆弾カード」が混ざっています。爆弾カードが3枚出るまでに、果たして時計盤は完成するのでしょうか。ハラハラドキドキしながら、「何分」の場所が覚えられる占いゲームです。

じゅんび

用意するもの
 何分カード(36枚)
 爆弾カード(3枚)
 時計盤 (文字盤) シート(1枚)

ゲーム準備
①何分カードと爆弾カードを混ぜてシャッフルする
②時計盤シートの各欄にカードを3枚ずつ置く(裏向き)

※何分カードと爆弾カード、時計盤シートは下のURLからダウンロード&印刷してご使用ください。
A4の用紙に印刷してください。)

何分カードと爆弾カード、時計盤シート ダウンロード

じゅんび

あそびかた

※下のイラスト図解と合わせてご覧ください↓

中心のカードをめくる
時計盤シートの中心にあるカードを1枚めくる。

正しい場所に置く
カードに書かれている「何分」と対応する場所に、そのカードを表向きにして置く。爆弾カードの場合は時計盤シートの中に置く。

その場所の一番「下」のカードを引く
そのカードを置いた場所にある山札の中で、一番下にあるカードを1枚引く。一方、爆弾カードの場合は、時計盤シートの中心にある山札の中から、一番下にあるカードを1枚引く。

完成したら勝ち
②と③をくり返し、3枚目の爆弾カードを引く前に時計盤シートの空欄がすべて埋まったら勝利です。各欄の一番上にあるカード以外は、裏のままでも構いません。

イラスト図解はこちら↓

あそびかた

活用方法・学びのポイント

「分」を読む練習に

一般的なアナログ時計の文字盤には、何時を表す数字しか書かれていません。何「分」を把握するには、例えば「3」を見ながら15分と読むといった、子どもにとっては高度な思考が求められます。

ランダムに練習できる

「何分カード」は、バラバラの順番で手もとにやってきます。そのため、ランダムに反復するきっかけとなり、効果的な練習ができます。また、最初は「爆弾カード」なしでやってみましょう。

5ずつ数えてみよう!

お子さまがカードを置く場所が分からなくなったときは、「1時のところから5、10、15、…と数えてみよう!」と声をかけて、一緒に目盛りを数えてあげてください。

2人で対戦してみよう

「カードをめくる→正しい位置に置く」の操作をペアで交互にくり返します。3枚目のバクダンカードをめくった方が負けになります。その前に時計が完成したら引き分けとしましょう。

活用方法・学びのポイント

実際にキッズ算数教室でやってみた様子

math channelの小1、小2対象の習い事型クラス「キッズ算数教室」にて、ドキドキ時計占いをやってみました!

  • ルールがシンプルなので、わかりやすい!
  • 爆弾が出るかも?!というドキドキ感がすごい!
  • クリアできた皆さんも!
  • 〇分の場所は頭の中でわかっていても、意外と間違えてしまうことも。何回もやることで間違いなく理解する練習になる!

という発言が出たり、様子が見られたりしました!
先生たちとも一緒にやって大いに盛り上がりました。

ぜひ、ご家族でも楽しんでいただけるかと思います!

次回の算数ゲーム紹介もお楽しみに!

(文責:よしだしんや)

算数ゲームで遊べる「キッズ算数教室」開講中

math channelの教室では、このような算数ゲームなど、実際の「もの」を使って体験的に算数を学べる「キッズ算数教室」を開講しています。

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小学1~2年生を対象に数量・計算・単位・図形・論理のテーマをもとに、ブロックやアナログゲーム、パズルなど実際の「もの」をたくさん使って、手を動かしたり、視覚的に理解したりすることで、 「身の回りとの算数とのつながり」 「概念理解」 「あそびと創意工夫の力」が身に付くことを目指すクラスです。

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この記事を書いた人

よしだしんや(吉田真也)のアバター よしだしんや(吉田真也) 算数のお兄さん/ 算数ゲームクリエイター

大学在学中から「算数のお兄さん」として活動を開始。math channelには立ち上げの段階から参画し、現在に至るまで主にコンテンツ開発を担当している。中高数学の教員免許保持。ゲームや工作と絡めた教材開発を得意とし、「算数ゲームクリエーター」の肩書も持つ。九九カードゲーム「kukupon!(くくぽん)」の考案者。マガジンでは、親子一緒に算数で「やさしい時間」を過ごせる遊びや話題をお届けします。