math channel流 おうちで遊びながら学べる「算数ゲーム」第2弾!『積み木とりゲーム』

math channelにてコンテンツ開発を担当している「算数ゲームクリエイター」ことよしだしんや(通称:しんやくん)です!

ご家庭で簡単に実践できて、楽しく算数のチカラを身に着けられるmath channel流の算数ゲームを紹介している本シリーズ。前回は「10つくり神経衰弱」をご紹介しました!

第2弾の今回は、積み木とりゲームのご紹介です!

積み木とりゲーム
 対象年齢 :6 歳~
 プレイ時間:10分程度
 プレイ人数:2人~

どんなゲーム?

「積み木とりゲーム」は、指定された数の積み木をならべるゲームです!

ならべる積み木の個数は、めくったカードのマス目によって決まります。数を視覚的にイメージする練習ができ、くり上がり、くり下がりの計算の学習につながります。

じゅんび

用意するもの
 積み木(1人10個)
 問題カード(初級、中級、上級)
 10マスシート(1人1枚)

ゲーム準備
 ①積み木と10マスシートを配る
 ②問題カードは裏向きでシャッフルし、中央に置く

※問題カードと10マスシートは下のURLからダウンロード&印刷してご使用ください。
A4の用紙に等倍で印刷すると、2cm角の積み木がぴったりとならべられます)

≫≫問題カードと10マスシート ダウンロード

じゅんび

あそびかた

※下のイラスト図解と合わせてご覧ください↓

カードを1枚めくる
ジャンケンで順番を決め、勝った人から2枚のカードを表向きにします。カードは1枚ずつめくりましょう。

積み木をおく
めくったカードの数字を足して10になった場合、そのカードを獲得できます。違う場合は、裏向きに戻します。

くり返す
めくったカードの数字を足して10になった場合、ボーナスとしてもう一度チャレンジすることができます。

カードの枚数が多い人の勝ち
これを全員で場のカードがなくなるまで繰り返します。獲得したカードの枚数が多い人の勝利です。

イラスト図解はこちら↓

あそびかた

活用方法・学びのポイント

数をイメージする練習に

小学1年生では、数を図的なイメージで捉えるために「数図(すうず)」を学びます。数を図でイメージできることで、指を使った計算から頭の中での計算に移行しやすくなります。

数の操作を目と手で実感

カードを見て実際の「もの」である積み木を動かすことで、頭の中で図を操作するイメージを目で見て手で触って実感できます。この具体的な体験が、子どもの「数感覚」を豊かにするでしょう。

5のカタマリを意識してみよう

1個ずつ数えるのも良いですが。5個を基準に考えるのが効果的です。8個の積み木を並べる場合、「まず5個とってきて6、7、8と数えると、もっと早くできるよ!」と声かけをしてみてください。

中級、上級にもチャレンジ

今回は初級カードで説明しましたが、他にも中級カード(あといくつで10個になるか数える)、上級カード(ランダムに並んだマスの数を数える)があります。ぜひチャレンジしてみてください。

活用方法・学びのポイント

実際にキッズ算数教室でやってみた様子

math channelの小1、小2対象の習い事型クラス「キッズ算数教室」にて、積み木とりゲームをやってみました!

  • 楽しくできた!
  • 初級→中級→上級とやる中で、慣れていって早くできるようになった!
  • 上級をやるときに、カードをみて「2と4、あわせて6」などと確認するようにした!
  • 子どもたちが自発的に、あわせて6のカード・あわせて5のカードを仕分けしていた!
  • 1人でやって、タイムアタックもできそう!

という発言が出たり、様子が見られたりしました!
先生たちとも一緒にやって大いに盛り上がりました。

ぜひ、ご家族でも楽しんでいただけるかと思います!

YouTubeでも解説しています!

ぜひぜひご家庭で試してみてください!

次回の算数ゲーム紹介もお楽しみに!

(文責:よしだしんや)

算数ゲームで遊べる「キッズ算数教室」開講中

math channelの教室では、このような算数ゲームなど、実際の「もの」を使って体験的に算数を学べる「キッズ算数教室」を開講しています。

キッズ算数教室(小学1~2年生対象)
小学1~2年生を対象に数量・計算・単位・図形・論理のテーマをもとに、ブロックやアナログゲーム、パズルなど実際の「もの」をたくさん使って、手を動かしたり、視覚的に理解したりすることで、 「身の回りとの算数とのつながり」 「概念理解」 「あそびと創意工夫の力」が身に付くことを目指すクラスです。

詳細はこちらから↓

■バックナンバーはこちら

「積み木とりゲーム」動画でも解説しています

算数ゲームクリエイターのしんやくんが、「数学のお兄さん」横山明日希先生と一緒に動画でも「積み木とりゲーム」を解説しています。
こちらもぜひどうぞ!

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この記事を書いた人

よしだしんや(吉田真也)のアバター よしだしんや(吉田真也) 算数のお兄さん/ 算数ゲームクリエイター

大学在学中から「算数のお兄さん」として活動を開始。math channelには立ち上げの段階から参画し、現在に至るまで主にコンテンツ開発を担当している。中高数学の教員免許保持。ゲームや工作と絡めた教材開発を得意とし、「算数ゲームクリエーター」の肩書も持つ。九九カードゲーム「kukupon!(くくぽん)」の考案者。マガジンでは、親子一緒に算数で「やさしい時間」を過ごせる遊びや話題をお届けします。