楽しく遊んで算数に触れられる!トランプで「10つくり神経衰弱」

「おうち時間が増えるけど、勉強も遊びも手につかない……」

「これ以上おもちゃを増やさないで、子どもたちを楽しませる方法はないかな……?」

そんな皆さんに朗報、今回は一家に1セットはあるトランプを使って、算数にも触れられる遊びを紹介します。

代表的な遊び方である神経衰弱をひとひねりした、その名も「10つくり神経衰弱」
神経衰弱では同じ数が揃わずモヤモヤしたことがあるかもしれませんが、このゲームは数が揃わないことが勝つポイントです。一味違った遊び方で、ぜひ試してみてください。

どんな遊び方、使い方をする?

ではさっそく、遊び方を紹介します!

  1. カードを全て裏返しに並べ、カードを取る順番を決めます。
  2. カードを2枚ずつ表向きにします。違う数字の組み合わせだと元の状態に戻しますが、「足して10になる」数字の組み合わせを見つけたら、自分のものになり、続けて2枚のカードを裏返せます。
  3. ②を皆で繰り返し、最後に手元に残ったカードが多い方が勝ちです。

神経衰弱とは②の部分が異なります。

どんな学びがある?

通常の神経衰弱は同じ数のカードを揃える一方、10つくり神経衰弱では10の組み合わせを探します。
記憶力だけでなく、10を作るための足し算・引き算も同時並行で考える必要があります。

「6が出たから10から6を引くと…4のカードを探せばいいのか!」

「2が出たから、あといくつ足したら10ができるかな?」

「まだ出ていない10の組み合わせは何があるかな?」

といったように試行錯誤することで、ゲーム感覚で足し算・引き算の練習ができます。
10は算数の中でも基本となる数の組み合わせなので、低学年のうちから慣れ親しむとその後の学習にも役立つはず!

さらに、全てのカードを使えば「14つくり神経衰弱」へと変わります。
枚数を増やすと10以上の数の組み合わせを作ることになり、2桁の計算や繰り下がりの概念も先取りできます!

まとめ

今回は、10つくり神経衰弱を紹介しました。
カードの組み合わせを工夫することで、記憶力に加え計算の基本的な概念を身につけるゲームとなりました。
お友達同士はもちろん、親子でも取り組みやすい問題です。

おうち時間が増えた今だからこそ、子どもたちと楽しんで学ぶチャンスにもなります。
トランプを使って遊びも学びも楽しんでください!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人