math channelにてコンテンツ開発を担当している「算数のお兄さん」ことよしだしんや(通称:しんやくん)です。
算数ゲームクリエーターとしても活動していて、九九カードゲーム「kukupon!(くくぽん)」を考案しました。
みなさん、大変お待たせいたしました!
今回は新作算数ゲームのご紹介です! 製品版としてはkukupon!に引き続き2作品目、約2年ぶりの新作になります。
その名も…
「立体ショウタイム」!
立体図形を学べる算数系パーティーゲームに仕上がりました!
それではどんなゲームなのか紹介いたします!
「立体ショウタイムってどんなゲーム?
算数で大切な力の1つ「空間認識力」が遊びながら身につくゲームです!
サーカスをテーマに、相手の作った立体の正体(ショウタイ)を探ります。
使うのは、本物のブロック! 2×2のブロックが13個、2×4のブロックが20個、計33個のブロックを使います!
また他にも、目隠しのためのカーテンボード(ついたて)や、パーツを決定するためのサイコロやシートが同梱されています。
遊び方は全部で3種類!
「さわってメイク」… さわってショウタイを当てよう!
「おぼえてメイク」… 目で見てショウタイを覚えよう!
「つたえてメイク」… 伝えて聞いて、ショウタイをめぐるチーム戦!
まずは、「さわってメイク」からご紹介します!
メインルール「さわってメイク」
立体ショウタイムのメインの遊び方は「さわってメイク」です。
相手がブロックで作った立体を、指先の情報だけを頼りに読み取り、再現するスピードゲームです!
まずはプレイ動画をご覧ください↓
面白そうでしょう!
実はこの「指先からの情報だけ」、つまり触覚のみという制限が空間認識力を高めるきっかけになると考えています。
思い返すと、普段から私たちは多くの立体物に囲まれながら生活しています。
それなのに、立体を頭の中でイメージするのはなかなか簡単なことではありません。
それは、立体の情報のほとんどを視覚によって得ているからです。
視覚には常に大量の情報が入ってくるので、何となくで立体を捉えてしまうわけですね。(目に入る立体をすべて細かく捉えていたら、頭がパンクしてしまいますね笑)
そこで、あえて視覚情報を遮断し触覚のみにすることで、立体の細かい特徴に注目することができると考えたわけです。
指先からは、立体の情報が断片的に伝わって来るため、立体の全体像を頭の中で組み立てる必要が出てきます。
この練習をゲームを通して楽しく反復することで、空間認識力が少しでも養われれば良いなと思っています。
この感覚を言葉で説明するのは難しいですが、ぜひ皆さんの目の前にある立体物を目を閉じてさわってみてください。
「たしかに、この部分は○○なカタチだよな…」や「こんな特徴があったのか!」など、普段から目にしているはずなのに、意外と気づいていない部分があることにびっくりすると思います!
他にも遊び方があるよ!
「さわってメイク」の他にも遊び方があります!
まずは「おぼえてメイク」。
一人が作った立体を残りのプレーヤーが制限時間内で覚えて、記憶を頼りに再現するゲームです!
ここでは「視覚」の情報を「記憶」する必要性から、立体の特徴を要所要所で捉える練習ができます。立体を構成する重要な特徴を見抜く、これも空間認識力で大切なチカラです。
実はこのルール、記憶した立体の情報がふわっと頭から消えてなくなる感覚が面白いと評判です。「揮発系ボードゲーム」なんてキャッチコピーを付けてくださった人もいます笑。
もう一つは「つたえてメイク」。
2対2のチーム戦で、相手チームの作った立体を言葉による情報のみで再現するゲームです!
チーム内で「伝える役」と「作る役」に分かれて協力して組み立てていきます。
立体の特徴を言葉にする表現力や、聞いた情報から立体の完成形を思い浮かべる想像力を養うことが出来ます。
立体の学習で見落とされがちな「言葉による表現」。
正式な算数用語だけでなく、子どもならではの言葉も含めて特徴を言語化することで、イメージがより豊かになること間違いなしです!
クリスマスやお誕生日のプレゼントにも最適
以上、立体ショウタイムのご紹介でした!
家族みんなでわいわい、大人同士で本気のバトルなど、いろんな場面で楽しめます。
また、クリスマスのプレゼントや入学・進級のお祝いにも最適です! 今年は立体ショウタイムで楽しい学びのプレゼントはいかがでしょう?
こちらのページよりオンライン購入が可能なので、ぜひチェックしてみてください!
これからも引き続き楽しい算数ゲームを開発していきます!
それでは、次回の新作発表まで楽しみにお待ちください!
(文責:よしだしんや)